第42回 HMCG本部研修会
2024年4月18日(木)~19日(金) ウィリング横浜 12階研修室
年間テーマ 『 目的達成のための革進 』
前期テーマ 『 戦略的思考と実践力で目標を達成する 』
~目的達成のための考え方と目標を実現する動き方~
目的
目的達成のための考え方、動き方を革進し「計画達成できる存在として組織に貢献する人的資源になること」を目指す。目的と目標の違いを認識し、考え方を革進することで目的達成できる自分になっていることを研修会の目的とした。前回までに学んできたロジカルシンキング、リーダーシップ、生産性、プレゼンテーションスキルなどを活かし、更に思考法を獲得することで目的である「達成」を叶える。
研修内容
1、基調講演(松谷多佳子本部長)
「考えることとは」
2、グループワーク①
6グループ(1グループ5名)
『計画達成』『人を集める』『新規売上』に焦点を合わせたグループでワークを行った。目的と目標(攻めどころ)の設定を定め発表した。
3、グループワーク②
5グループ(1グループ6名)
コンセンサスゲーム『ジャングルでの遭難』を行い、「どうやって生還するか」の目的達成のためには合意形成が必要、という考え方を学んだ。古参者の場合は、先入観により柔軟性を失い、他者意見の聞き取りが不充分になりがちなことへの気付きともなった。事前課題②の「考え方の癖を知ろう」の結果をもとにグループ分けを行い、考え方の傾向の違いを見える化し、意見の食い違いや同調性などを確認した。「推論の誤り」の解説を行った。
4、夜の部
災害対策の動画を鑑賞
各グループで災害経験、緊急連絡、参集などについて意見交換を行った。
担当者所感、反省
グループワークは、概ねスムーズに進行できたが、時間配分に関してもう少し事前の詰めが必要であった。
意見として前回の研修会と同じようであるといった声があった。これは、新たな考え方で発想できたか、という点で疑問を残し、趣旨をうまく伝えきることができていなかったという反省点となる。当然、新たな考え方による創造性が乏しく、現状の知識からの脱皮できていない発表もあった。
グループワーク②でもコンセンサスゲームの経験がある人は、どうしても既知の模範解答から離れられずに新しい意見を聞くことができず、誘導していて若手がそれに引っ張られている印象を受けたチームもあった。
未来のための育成として考えると、中堅向きにメンバーを新ためて内容も別の研修の企画が必要かと考えた。
研修会を通じて考え方を変えることの意味を認識すると共に、各々の現場においても、達成する為の考え方を見直し、組織を動かす力を向上させる一助となればと思い次回に繋げてゆきたい。
コメントを残す